マイクロチップについて

当院ではマイクロチップの装着をおすすめしています。

 

「マイクロチップ」というものをご存知でしょうか?

 

マイクロチップとは個体識別情報の入ったICチップを体内に装着させることで、迷子や盗難、災害時などでの身元の証明に非常に有用です。
また、「動物の愛護および管理における法律」において犬や猫に対してマイクロチップの装着を行うべきという旨が記されています。

 

【 マイクロチップを装着したら 】



  1. 迷子になっても、保護された時に身元がすぐに確認できます
  2. 地震などの災害時にはぐれても、飼い主様の元に返ってくる確率が高まります
  3. 盗難にあったとしても、番号の改ざん、消去はできません
  4. 事故にあい、怪我をして保護された時も、迅速な連絡が可能です
  5. 検疫がスムーズになり、短い時間で出入国できます

【 形状は? 】

直径2mm、全長12mmの円筒形で、内部はIC、コンデンサおよび電極コイルから構成され、
これらを生体適合ガラスで完全に密封しています。

 

【 埋め込みは? 】

当院にて注射器(専用のインジェクター)を使って首の後ろの皮下に埋め込みます。
痛みは通常の注射と同じくらいだと言われています。

 

【 登録は? 】

当院で埋め込んだときに、登録申し込み書をもらってお申し込みください。
埋め込んだだけでは飼い主さま情報は分かりませんので、必ず登録手続きを行ってください。

 

【 読み取りは? 】

マイクロチップを専用のリーダーで読み取ると番号が出てきます。この番号は世界で唯一の番号であるため、確実にその飼い主様のペットだということが分かります。

 

【 保護されたら? 】

動物病院や動物愛護センターで保護され、読み取られたマイクロチップ番号が照会されると、あらかじめ登録されていた飼い主さまの連絡先に連絡されます。

 

【 耐用年数は? 】

リーダーから発信される電波によってコイルに電圧が発生し、番号が伝送される仕組みになっており、電池式ではありませんので半永久的(30年程度)に使用できます。